ライブの感動は、とても言葉では伝えられません。

でも、私が好きな鬼太鼓を知っていただきたくて、

がんばって書いてみました。
佐渡島
鬼太鼓
鬼太鼓は、佐渡島各地で集落毎にやっている年に一度の神事です。おおむね「厄払い」の意味があるんだとか。佐渡全島で120以上の鬼太鼓があるそうです。

集落と言っても、200軒以上もある広い集落もあれば30世帯を切る小さな集落もあります。鬼太鼓の規模も違えば、やる時期も異なります。

佐渡島は日本で最もお祭が多いんだそうです。どういう基準で計算したのか知りませんけど、その多くは鬼太鼓のことだと(たぶん)思います。

乱打される太鼓とともに鬼が激しく舞い狂う、というのが私的な鬼太鼓のイメージです。早朝から深夜までかけて集落中の家を「門付け(かどづけ)」します。すべての玄関先で踊り、厄をはらって歩くのです。

「門付け」の際には、鬼組にお酒とご馳走がふるまわれたりします。私たちもおこぼれを頂戴します。鬼はしっかりお酒を飲んでちゃんと踊らないといけません。たいへんです。

リズム・形式・登場キャラなどは集落によって異なります。道一本へだてた集落でもぜんぜん違ったりします。これは驚きます。「門付け」をしない集落もあります。

主な登場キャラは、鬼のほかに獅子・豆まき・道僧などなど。ただし鬼しか登場しない集落も多いですし、逆に鬼そのものがいない集落もあります。

要するに「鬼太鼓」という名前でひとくくりにするのは無理。としか思えません。実際、鬼太鼓という言葉ではなく「御太鼓(おんたいこ)」とか「鬼舞(おにまい)」と呼んでいる集落もたくさんあります。

ノリもまったく違います。たとえば、興奮のるつぼと化して見物客まで一緒に踊り出す集落、「芸」とみなしてストイックなまでに技を磨いている集落、いかにも神事って感じのおごそかな集落 …・。この違いがまた鬼太鼓の魅力のひとつです。

一日の最後に「宮入(みやいり)」をやる集落が多いです。集落のおやしろで、神様に舞いを奉納するのです。最後なのでむちゃくちゃ気合いが入ります。終わったときには全員へとへとです。

参加者は、おおむね男の人です。とはいえ、場所によっては子供たちや女の人が参加していたり。さらに島外の人や外人まで飛び入り参加している所もあります。これもその集落の体質、というか文化なのかも知れません。

団体観光客の方には押し寄せてほしくないです。けれども、人と土地を愛する旅人の方には、ぜひご覧いただきたいマツリです。







集落によってリズム・形式・登場キャラ等々がぜんぜん違う鬼太鼓。おおざっぱに言うと国仲系・前浜系・相川系という三種類に分類できる、ということになっています。これに加えて、「小木系」という分類をする人もいらっしゃいます。
この四系統の違いときたら、たとえて言うと中島みゆきとB'zくらいの差は軽くあります。芸能史的にいうと、それぞれ佐渡島への流入経路や源流が違ったりするんだそうです。




■ 系統別・鬼太鼓分布図 (ぜんぜん厳密ではありません)

相川系

国仲系

前浜系

(小木系)


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* マウスは乗せるだけ。




同じ「××系」と言っても、ひとつ集落が違えば氷川きよしと殿様キングスくらいの差は平気であったりします。さらに、同じエリア内でも隣の集落へ行くと、モーむすやミスチルがいたりします。それくらい違う鬼太鼓がいっぱいある、という意味です。





その違いを次のページで簡単にご説明しようと思います。 > 鬼太鼓って何? -3







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