六助さんの自己啓発 ☆ 外伝メモ5

やっぱり

2004年1月


前回は二ヶ月も前に書いた下書きをアップしました。自己啓発セミナーとは「卒業を許さないシステム」だと書きました。

でも。

言ってしまえば、それもふつうのビジネスと同じだと思うのです。ビジネスと言うとおおげさですけれど、お店屋さんの考え方といっしょです。つまり、一見さんを固定客にする。固定客を逃がさないようにする。ライバル店で買わないように誘導する。同時に購入頻度と顧客単価を高めていく。顧客の囲い込み。これも言ってしまえば「卒業させないシステム」。

じゃあ、セミナーに固有の問題点って、いったい何?

ああ、またこの疑問に戻ってきました。

いつまでたっても、どうどうめぐり。

しかたがないので考えるのをあきらめました。

けっきょく、「マインドコントロールだから悪い」とか言っても「じゃあマインドコントロールって何?」「学校といっしょじゃん」という議論になりかねません。用語の意味を考えることは大切だと思うものの、深みにはまって前へ進めなくなります。それに、物事を分析的に考えるのも大切ですけれど、へたしたら全体像を見失います。木を見て森を見ず。物事は総体的にも見なくちゃいけません。私の得意技。ぼーっと眺めるってやつです。

また、あんまり問題を一般化してもわけがわからなくなってしまいます。たとえば体罰の是非論といっしょです。
私だってぶたれるのはいやです。けれども、それは相手と場合によります。強く叩かれても暴力性を感じないときもありますし、声をかけられただけでも人格を否定されたと感じるときもあります。相手と場合によります。
これを一般化して「愛があれば暴力ではないのだー」とか言っちゃうと、「ハードラブ」というものになります。セミナー用語です。よってたかって参加者に言葉の暴力をあびせます。とことん追いつめます。人格の否定です。ちがいます。これは愛の鞭。そう言って納得させられる参加者。

そんなわけで、あたりまえの結論です。
すでに掲示板でもご指摘いただいていたのと同じです。

気持ち悪いものは気持ち悪い。
いかがわしいものはいかがわしい。
そういう不健全なのは嫌。

という、あたりまえーの結論です、やっぱり。







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